入居期間に関する注意事項

入居期間に関する注意事項です。レントロールは厳密な形式を持ちませんので、記載されている内容も契約により様々です。入居期間の記載がなく、同じような概念として「契約期間」というものが記されていることがあります。

しかし、「契約期間≠入居期間」です。これを覚えておいてください。

契約は基本的に、二年毎の更新となります。入居者が現況において結んでいる契約というのは、最新の、つまり過去二年以内に結ばれた契約を指すことが多いのです。例えば、十年以上空室だった部屋に関して、フリーレントや高待遇を適用して、売り出す直前に入居者を獲得した場合、売主側は、空室期間についてなるべく申告せずに起きたいので、最新の契約の情報のみを乗せてよしとするような場合もあり得るでしょう。ともかく現状では入居があり、契約が取り交わされている、ということを確認して安心してはいけないと言えます。できる限り、契約期間と合わせて、入居の日付が確認できる資料を取得できるようにしましょう。

入居期間は賃料や空室・入居率、その他の項目と乗算(かけ算)して情報を有用な数字に変換する際に非常に便利な概念です。もし入居時期についてのデータが得られない場合、それ以降の計算には常に留保がつく、と考えた方が良いのかもしれません。